カテゴリ:1 校長室より
6年生わらじ歩き
7月12日(水)6年生がわらじ歩きを行いました。当初は、芦ノ湖から甘酒茶屋まで旧街道の石畳を歩く予定でしたが、1週間前にツキノワグマの出没情報が入ったため、コースを変更して行いました。
わらじ作りからお世話になっている町教育委員会の生涯学習課からは、舗装されている道路は歩かない方がよいとアドバイスをいただきました。今日の出発前にも生涯学習課の方が子供たちに「江戸時代には落ちていなくて、現代の道路に落ちているものは何でしょう?」と質問していました。答えはガラスや釘です。というわけで、今回は、学校を出発して、早雲寺林を抜けて町役場に出て、郷土資料館を見学するというコースにしました。距離は短くなりましたが、舗装されていない山道を歩き、郷土資料館の見学をしながら歴史の学習もできるということで「わらじ歩き体験」という目的は果たせるのではないかと判断しました。
生涯学習課の方に教わりながら、約20分かけてわらじを履きました。その姿を中休みに運動場で遊んでいた子供たちも見に来ていました。「つま先がはみ出ちゃうなぁ。」「かかとから地面につけるといいよ。」などの会話が聞こえてきました。
学校に戻ってきた6年生に感想を聞いてみると「やっぱりつま先が痛かった。」「軽かった。慣れれば長い距離でも歩けそう。」「ジャンプしたらちょうど石があって踏んで痛かった。」などなど。
コースは変更となりましたが、わら打ちからわらじ歩きまで、一連の学習を途切れることなく行うことができ、子供たちの学びが深まったことはとてもよかったと思います。生涯学習課の皆様、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
公開日:2023年07月12日 13:00:00
更新日:2023年07月14日 12:21:36