カテゴリ:1 校長室より
ハコネビトめざして パート1

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 あじさい電車に乗車することを通して、箱根の自然のすばらしさを感じるとともに地域への関心を高めることと学校間交流を図ることを目的として、7月4日に、湯本小学校、仙石原小学校、箱根の森小学校の2年生が「あじさい電車」に乗りました。
 小田急箱根鉄道の方に、スイッチバックについて、電車の中から見える景色について教えていただきました。
「あじさいが何色あるか見てきてくださいね。」と言われていたこともあり、あじさいが見えると子供たちは「赤があった~」「白の花も咲いてた~」と話していました。
 3つの小学校が混ざって座っていたので、最初は緊張していた子供たちも、強羅に着く頃にはお互いに慣れ、おしゃべりを楽しむことができました。
 強羅駅に着くと「大文字だ~」「大文字、初めて見た。」との歓声があがりました。箱根の魅力、再発見です。
 湯本小学校の2年生は、強羅駅からも小田急箱根登山鉄道に乗って帰ってきたのですが、子供たちが乗った電車は「モハ1形 104号」この104号は、なんと、1950年から走っている車両だそうです。74才だと教えてもらって子供たちはびっくり。「おばあちゃんより年上だ~」と言っている子もいました。
 ドアを動かすときに大きな音がするので、「なんでこんな音がするんですか?」と子供たちが質問をしたところ「空気を送って圧力をかけて動かしているから」と教えてくださいました。また、104号は冷房がないため、窓を開けて走っていましたが、トンネルの中に入ると冷たい風が入ってきて「涼しい~」と大喜び。トンネルの中に入ると外気が3度下がるそうです。
 今日、あじさい電車に乗せていただいたおかげで、子供たちの心の中に、箱根の魅力が追加されました。
 

公開日:2024年07月04日 14:00:00
更新日:2024年07月04日 15:51:17