カテゴリ:1 校長室より
桜が咲いています

カテゴリ:1 校長室より 桜が咲いています
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今日は二十四節気の霜降ですが、校庭を見ると桜がいくつか咲いています。
実は10月の上旬頃から桜は咲いていました。
十月桜、冬桜、不断桜、四季桜など秋冬咲きの桜もあるそうなのですが、校庭の桜は4月にきれいに咲いてたので、秋冬咲きの桜ではなさそうです。
気になって調べてみたところ、この時期に桜が花を咲かせるのは、夏に何らかの原因で葉が落ちてしまったことと関係があるようです。
桜は本来、夏の間に翌春の花芽を作ってから休眠に入ります。このとき、葉で作られ、花芽に届く「休眠(成長抑制)ホルモン」によって、花芽は咲くことを「待て」の状態にされているそうです。そして、葉が落ち、冬の寒さで休眠から目覚め、次第に春の暖かさを感じて、つぼみが成長して開花を迎える、というサイクルなのだそうですが、夏に葉が落ちてしまうと、継続的に花芽に届けられる休眠ホルモンが十分に届かなくなり、「待て」の状態が維持できません。そして、夏の終わりを告げる涼しさを冬と間違え、その後再び気温が高くなると「あ、春が来た」と勘違いしてしまうそうなのです。
言われてみると、桜の葉は秋になる前に落ちていました。
夏の暑さが影響しているのでしょうか。
ちょっぴり心配です。

公開日:2024年10月23日 11:00:00
更新日:2024年10月23日 12:00:27